今回は、覚王山の大通りから少し小道に入ったところにお店を構える和菓子屋さん、「和菓子菓寮ocobo」を紹介いたします。
ocoboは京都で和菓子を学ばれた店主が営み、その丁寧な所作はじっと見ていられるほどです。
店内も静かで落ち着いた雰囲気。ガチャガチャしたところは全くありません。
商品はテイクアウトのものも、イートインでいただけるものもあります。
特にイートインでは期間限定のお菓子が多く、こだわった季節の旬な材料を使われていて絶品です。
イートインでいただきつつ、おうちにお持ち帰り♩が一番幸せですね。
ocoboの看板メニュー
ocoboでは季節の素材をふんだんに使った和菓子をいただけます。
年中いただけるお菓子から、季節ごとのお菓子まで、いくつかかいつまんで紹介させていただきますね。
一年を通してあるメニュー
- おこぼ餅とお茶のセット
- 豆かん
- ぜんざい etc…
一年を通していただけるお菓子には、ぜんざいや豆かん、おこぼ餅などがあります。おこぼ餅はocoboさんオリジナルの商品で、和三盆ハチミツとクルミが練り込まれたもちっふわっとしたお餅です。
毎度期間限定のお菓子に惹かれてしまいますが、通年であるお菓子も全てこだわりが感じられ、ぜひいただきたいものです。
「夏」はかき氷
- 生杏のかき氷
- 桃のかき氷 etc…
夏にはかき氷をいただくことができます。
種類は、「桃」「生杏」「青梅」「抹茶」「黒蜜きな粉」「みぞれ」など様々です。(※写真は和栗のかき氷)
特に「生杏のかき氷」はなかなか味わえない絶品だとか。店主がこだわった生のフルーツソースを使ったかき氷、一度は食べてみたいですね。
ちなみにかき氷は、9月下旬におじゃましたときもまだありました^^
「秋」は栗を使った和菓子
- 栗あんみつ(9月)
- 栗の冷やしぜんざい(9月) etc…
秋には栗をふんだん使った和菓子をいただくことができます。
ocoboの店主は、外部で栗を使った料理のワークショップをされるほどです。今年はocoboで厳選して取り寄せた、宮崎県産・岐阜県産の栗を使われているそうですよ。
「冬」はほっこり雑煮とぜんざい
- 白味噌雑煮(1月)
- さつまいもぜんざい(1月〜3月上旬)
冬にはアツアツのお雑煮やぜんざいをいただくことができます。寒い冬、心から温まることができますよ。ほっこりすること間違いなしです。
ocoboにはテイクアウトもある
ocoboにはテイクアウトの商品もいくつかあります。
お店の看板メニューである ”おこぼ餅” は1つ190円、1つから持ち帰りができます。おこぼ餅は和三盆ハチミツとクルミが練り込まれた、もっちりふわふわ食感のお餅です。
期間限定のテイクアウト商品もあります。9月下旬におじゃましたときには、”桃のしずく”という桃のコンポートを使ったお菓子がありました。また、和栗ぷりん、栗きんとんぜんざい、栗蒸し羊羹といった、栗を使用したお菓子も豊富に揃っていましたよ。
私がいただいたお菓子を4つ紹介!
ここでは私がocoboさんでいただいた4つの和菓子を紹介させていただきます!
- 冷やし栗ぜんざい(9月下旬)
- あんず豆かん(5月上旬)
- 白小豆ぜんざい(1月上旬)
- さつまいもぜんざい(12月下旬)
その1:冷やし栗ぜんざい
まず1つ目は「冷やし栗ぜんざい」と「くき茶」のセット。お値段セットで1300円(ちなみに単品1000円)。9月下旬におじゃましたときにいただきました。
ぜんざいの栗は、ocoboが厳選して取り寄せた宮崎県産、岐阜県産のものを使用しているそうです。
ホクホクでしっかりとした食感の和栗は甘みと風味がとても強く、ダイレクトに味が伝わってきます。
白玉はもちもちで、冷たくて旨味が詰まった和栗ぜんざいとぴったりです!
その2:あんず豆かん
次に二つ目は「あんず豆かん」と「くき茶」のセット。お値段セットで950円(単品650円)。
5月下旬におじゃまし、今回は期間限定「きなこアイストッピング」でいただきました!
ジュワッと杏の甘酸っぱさが口いっぱいに広がる一品です。またツルッといただける寒天、ほっくり炊いた赤えんどう豆は、甘すぎずペロリといただけます。
その3:白小豆ぜんざい
次に3つ目は「白小豆ぜんざい」と「くき茶」のセット。1月上旬におじゃましたときにいただきました。
白小豆は全くくどくなく、優しい甘みです。お餅は厚切りのものが焼かれています。とろけ過ぎず固すぎず、弾力のあるベストなお餅でした!!
その4:さつまいもぜんざい
最後に4つ目は「さつまいもぜんざい」と「くき茶」のセット。12月下旬におじゃましたときにいただきました。
さつまいもの甘みがそのままぎゅっと詰まったおぜんざいです。さつまいも好きな筆者にはたまらない一品でした。
さつま芋は、旨味が強い特徴がある「吾郎島金時」を使用しているそうです。こういう食材選びからも、店主のお菓子にかけるこだわりが感じられますね。
ocoboの基本情報
ocoboに行ってみたい!と思われた方も多いのではないでしょうか。行く前に基本情報は確認しておきましょう。
最新情報はocoboさんのFacebookに載っているので、要チェックです!
営業時間 | 12:00~18:30 (L.O17:30) |
定休日 | 水・木曜日 |
アクセス | 名古屋市営地下鉄東山線 覚王山駅3・4番出口より徒歩1分 |
マップ | |
駐車場 | 無し |
最新の情報 | Facebook|和菓子菓寮ocobo
※営業日とお休みのご案内はこちらから最新情報をチェックしましょう。 |
予約可否 | 予約不可 |
カード支払い | 不可 |
ocoboにお邪魔した感想&独自評価
筆者の独断と偏見ではありますが、ocoboさんの印象を書かせていただきます!
総合評価4点/5点
控えめで静かなお店の雰囲気、上品な和菓子、ocoboに来ると心からホッとできます。
一人で、お友達と、彼氏と、両親と。
落ち着いた空間で上品な和菓子が食べたいな…と思ったときは、ocoboをおすすめします。
項目 | 点数 | 詳しい内容 |
ホッとできる | 5/5 | 静かな空間でとっても落ち着けます。
ただ席数はそこまで多くないので、長居をするには向かない印象です。 |
スイーツの味 | 5/5 | 申し分ありません。どれも絶品です。 |
スイーツの見た目 | 4/5 | 見た目よりも味にこだわりがあるのでしょう。 |
お店・店主の雰囲気 | 4/5 | 店主の所作、お店の雰囲気、ともに私はとても好きです。 |
何度も足を運びたい | 5/5 | フラッといつでも行きたいお店です。 |
特別な日に行きたい | 2/5 | 何度も通いたい、の方が強いです。 |
お友達の評判 | 5/5 | 訪れたお友達はみんなとても良かった!と口を揃えて言っております |
入りやすさ(混み具合を加味したもの) | 3/5 | 席数が多くないので、タイミングによっては待ちになることもあります。しかし激混みという訳ではありません。 |
※ちなみに…
筆者は20代女子会社員。おっとりした性格で静かめ。
大人数で過ごすのも好きだが、自分一人の時間も大事。
趣味はスイーツ巡り、家でゆっくり過ごすこと、旅行、ダンス。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ホッと和菓子に癒されたい…というときは、ぜひocoboに足を運んでみてはいかがでしょうか。